2001年には、昨年の事業・活動をふまえて中学生達とコミュニケーションを十分に取り、中学生ガイドの募集には学校側とスクラムを組み、早くから勉強会が開催されました。事業を作り上げていく過程で必ずと言っていいほどアイデアが生まれ、そのアイデアを生かす為にも多少時間の余力を残し勉強会で子ども達と共に検証し、最小単位である
Bit = かけらが沢山集まると大きな力になるという意味合いを含めてこの年から「Bit Guide 〜まちの小さなガイドさん」という事業名称で前年よりも子ども達に主体性を持たせた形の展開を試みました。
2002年にはこの事業の目的や特徴を理解してくれたまちの人たちが少しずつ協力してくれるようになりました。勉強会では、そのまちに長くから住んでいる人やまちの歴史・文化・産業に詳しい方(語りべ)に来て話して頂き、その中から
Bit Guide(子ども達)は多くの事を学び、そして自分達でまちを調査・研究したことについて発表しました。そうすることで Bit
Guide(子ども達)はいままで自分達が知らなかったまちの宝ものに気づく事ができたのです。
こうして Bit Guide に自分たちのまちをよく知りより強い愛着心を育んでもらうために、また、まちを良く知るガイドとして参加者を案内できるように勉強会を行い、広報活動を通じて一般参加者を募り中学生ガイド(Bit
Guide)が案内するツアーを行ないます。ツアーには名所を巡る以外にもそのまちの宝物を体験できるような行事を取り入れてより参加者に楽しんでいただけるように工夫しています。