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Bit Guide 〜まちの小さなガイドさん〜
2003年度 日本青年会議所 会頭特別賞を受賞

 小田原青年会議所の活動エリアには、小田原市のほかにも箱根町、湯河原町、真鶴町という日本を代表する観光地を抱え、このまちの特性にあったまちづくりを考える必要があるという視点から、1999年に三町を中心にまちの宝ものを再発見するという事業を行いました。

 そして2000年、このまちの後継ぎである子ども達に、共にまちを見つめ直し発信して行く事業として「まちの小さなガイドさん」という事業を立ち上げました。ガイドを務めるのは、まちで目標を見失いかけている青少年でと当初考えましたが、我々のビジョンを達成するためには、小学生では幼すぎるし当日のガイドを考えると自立し始めた中学生が良いと考えました。

 2001年には、昨年の事業・活動をふまえて中学生達とコミュニケーションを十分に取り、中学生ガイドの募集には学校側とスクラムを組み、早くから勉強会が開催されました。事業を作り上げていく過程で必ずと言っていいほどアイデアが生まれ、そのアイデアを生かす為にも多少時間の余力を残し勉強会で子ども達と共に検証し、最小単位である Bit = かけらが沢山集まると大きな力になるという意味合いを含めてこの年から「Bit Guide 〜まちの小さなガイドさん」という事業名称で前年よりも子ども達に主体性を持たせた形の展開を試みました。
 2002年にはこの事業の目的や特徴を理解してくれたまちの人たちが少しずつ協力してくれるようになりました。勉強会では、そのまちに長くから住んでいる人やまちの歴史・文化・産業に詳しい方(語りべ)に来て話して頂き、その中から Bit Guide(子ども達)は多くの事を学び、そして自分達でまちを調査・研究したことについて発表しました。そうすることで Bit Guide(子ども達)はいままで自分達が知らなかったまちの宝ものに気づく事ができたのです。

 こうして Bit Guide に自分たちのまちをよく知りより強い愛着心を育んでもらうために、また、まちを良く知るガイドとして参加者を案内できるように勉強会を行い、広報活動を通じて一般参加者を募り中学生ガイド(Bit Guide)が案内するツアーを行ないます。ツアーには名所を巡る以外にもそのまちの宝物を体験できるような行事を取り入れてより参加者に楽しんでいただけるように工夫しています。


 
たんぼの恵みを感じる会
2007年度 日本青年会議所 環境開発部門賞を受賞
 2002年、私たち小田原青年会議所は真の市民主導型社会を目指すために、ボランティア団体、地域の方々、行政、企業とのネットワークを構築する「たんぼユートピア構想in小田原」(ユートピア=大きな夢)という構想を想起しました。環境グランドワーク事業として立ち上げ、先ずは大人と次代のまちのあとつぎ達共に自然のめぐみを感じてもらいながら、自らの住む環境に積極的に目を向けて、地域の環境を考えてもらうきっかけをつくる事ができれば、強靭なコミュニティを作り出す結果にも繋がると考えたからです。

  現在の地域社会では 地域の未来のため自然環境の保護と次世代に向けたコミュニティの創出が急務となっています。グラウンドワークを立ち上げ、たんぼをモチーフにして、レンゲ畑・メダカ・わらじづくり・たんぼで凧揚げなど、多くの方と自然とふれあい、自然環境問題について取り組んでもらいたいと考えました。ありのままの自然を感じていただき次代に伝えていくために、各種参加団体・行政・地域住民との更なる強固なネットワークの構築を目指し、立ち上がりました。

  私たちは共催団体と企画運営を考える「たんぼの恵みを感じる会」を創立しました。実行委員会組織を作り、役割分担をして事業の準備を全体で進めています。事業当日は、駐車場に地元の企業の協力(某大手製薬会社工場内)、交通整理に地元消防団、食材・資材には地産地消を踏まえ各種企業の協力や、参加者への食事は地元婦人団体の協力で心温まる手料理が振舞われます。『たんぼ』は農業という文化であり、太古からさまざまな『恵(めぐみ)』が生まれてきました。多くの人々と『恵』を体験する為に、春の田植え前から秋の収穫まで、農作業や観察会のイベントが実行委員会主導のもと毎年開催されています。

たんぼの恵みを感じる会 ホームページ

 
大野靖之さん
2008年度人間力大賞グランプリ・内閣総理大臣奨励賞・人間力開発協会奨励賞を受賞
 人間力大賞は、環境、国際協力、医療・福祉、文化・芸術、スポーツ、その他の分野で積極果敢な活動・挑戦を続けている人間力あふれる若者を発掘し、さらなる活躍を期待して国民全体で応援する、青年版国民栄誉賞です。
 人間力大賞を主催している日本青年会議所では、大綱として次のように掲げています。

 「人間力大賞」は、文化・芸術・福祉・スポーツ・その他の活動を積極果敢に実践している人間力溢れる若者を選出する青年版国民栄誉賞を目指します。全国に点在している「光り輝く傑出した若者たち」に対して「人間力大賞」を贈呈し、栄誉をたたえると共に全国に発信いたします。 有名、無名問わず未来を担う20歳から40歳までの「光り輝く傑出した若者たち」にスポットライトをあて、若者たち自身が思い描く「故郷を愛する思い」や「夢をかなえる思い」を集結し、さらに全国に波及することで思いやりの心を育み、輝く日本の創造につなげます。

  この人間力大賞において、2008年度は全国から過去最高の323人が推薦されました。その栄えあるグランプリに、小田原青年会議所より推薦された「歌う道徳教師」こと大野靖之氏が選ばれました。大野氏は内閣総理大臣奨励賞(福田康夫内閣総理大臣)、人間力開発協会特別賞(橋本聖子会長)も併せて受賞されました。

 大野氏は毎年、小田原・箱根・真鶴・湯河原地区の中学校を訪れ、道徳ライブを開催し延べ6000人以上の人々がそのライブを体験しています。そのライブは夢・家族・命の大切さを歌を通じて訴えかけるもので、多くの人達が感動のあまり涙するほどです。

 その地道な活動が実を結び今回のグランプリ受賞という快挙につながりました。大野氏の夢は「紅白出場」と語っていましたが、今回の受賞でその夢へも大きく近づいたのではないでしょうか。受賞の日、200年7月6日は偶然にも大野氏のメジャーデビュー3周年の日でもあり、亡くなられた大野氏のお母様の誕生日でもありました。

 
 
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