家訓づくりは、家族という一番小さな単位から、ひとづくり、ひいてはまちづくり、地域づくりに挑戦する取り組みです。プログラムの内容は、セミナーを通じ、家ごとの創作家訓をつくっていただくことです。家のルールは忘れかけている「地域」や「故郷」を大事にする行為とイコールなのです。地域や故郷とは、場所ではなく、人間を、家族をつくる一番大事なファクターなのではないでしょうか？　家訓づくりを広げる運動を進めることで、家族を愛し、そんな家を育む地域をつくるお手伝いができると考えています。

【講師】　幡谷 哲太郎 氏

１９７４年生まれ、茨城県水戸市在中。２００６年水戸青年会議所に入会し様々な事業を担当の後、２０１１年、日本青年会議所「徳溢れる心醸成会議」副議長として、現在はほとんどなくなっている家訓を見直して、忘れてしまいがちな日本人の道徳観を育てる家訓づくりプログラムを開発されました。そして２０１１年以降も自らを【家訓二スト】と命名し、家訓づくりプログラムヘッドトレーナーとして全国を回って活動され、２０１５年には著書“世界一簡単な「幸せを招く家訓」のつくり方“を出版。
家訓プログラムを全国に広め、家族を愛し、家族を育む地域をつくる手伝いをされています。

簡単な家訓づくりの仕方を教えていただき、それを通じ、家族はもちろん、子供の成長、さらにはお孫さんの代まで、役立てるコツを教えていただけます。今回は小田原の偉人、「二宮尊徳」の教えを踏まえた小田原バージョンになっており、道徳について改めて考えさせられる内容になっております。