『箱根湯本の商店街とその若者たち』

(社)小田原青年会議所
ビジョン推進委員会 杉山 隆寛

 
このまちに住む私の宝物は、箱根湯本の商店街とその若者たちです。
私たちはここ箱根湯本で、お客様をお迎えし、のれんを支える技術を守っています。

おいしい水でつくるできたての豆腐を、毎朝欠かさず旅館の板場にお届けする豆腐屋。
小田原で上がった最高のあじを、満面の笑みでにぎる寿司屋。
異国の地からやってきて、箱根のことを勉強して、今やリピーターまでできる人力車。
最高の温泉の鮮度を保ち、真綿に包まれるような至福のひと時を生み出す日帰り温泉。
いつも通りのおもてなしでお迎えする。もう一度来たときもあの時と変わらないおもてなしで迎えてくれる。「ただいま」と言いたい温泉宿。
小田原から婿入り、箱根はアウエー。でもこのまちに溶け込んで味を守ろうと若夫婦が頑張る中華料理店。
ロマンスカーに乗って、駅弁をいただく。旅らしい旅の名脇役、弁当屋。
小腹がすいた芸者衆の夜食のお供と、飲んだ次の日、朝風呂のあとはこれが旨いんだよね・・・梅干屋。
子供のころに食べた記憶のままだったわ。私は和菓子屋三代目。そしてお客様も三世代目に。感謝の日々です。

 

  


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