2009年5月3日(日)〜5日(火)
小田原城北条六斎市 

今を遡る450年前、戦国時代に関東八州に覇を唱えた小田原北條氏は、領国施政に優れた手腕を発揮しました。
その一環として、商業の活性化と情報収集を目的として商人の歓待政策をとり、武州や上州などの関東一円から多くの商人や人々の流入を促進しました。
また小田原北條氏の居城であった小田原城城下では」、寺社仏閣も多く集まり、これにあわせて門前市も盛んに開催されました。
これとあわせ小田原北條氏は、本城(小田原城)城下と領国内の経済・情報を連携させ、地域経済を発展させる為に、
月に6回開催する「六斎市」を相模の国(座間・厚木・伊勢原・荻野・吉田・大野原・上小鹿野など)地域ごとに六斎市経済圏を形成しました。
小田原北條氏はこの六斎市に集まる商人に対し、税を免除するなどの優遇措置を施し、六斎市の開設」された土地に商人は移り住み、近在の活性化に役立ちました。
また六斎市の「斎」には神聖な場所といった意味がありました。
「小田原城北條六斎市」は、小田原北條氏の業績をしのぶとともに、長引く不況の中で小田原商業の原点ともいえる「六斎市」を復活させることにより
市街地の再活性化を図り、あわせて小田原を核とした広域的な交流を促して小田原を全国に毎年発信しているイベントです。
(社)小田原青年会議所も地域のイベントに積極的に参加し、今年は環境事業の宣伝ブースを出展し多くの方々に絶滅危惧種など生命の重要さと古き良き原風景が残るこのまちの自然を守る運動発信をしました。
そして小田原駅にて、青年会議所メンバーが甲冑を着て北条五代祭りのPRも行いました。

元気なまち醸成委員会
副委員長 豊田智朗

 
   
   
JCI 日本青年会議所 関東地区協議会 神奈川ブロック協議会