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小田原・箱根・真鶴・湯河原に在住・在勤の20〜40才までの方ならどなたでも入会できます。
 
 

2015年3月25日 神奈川県議会議員選挙小田原選挙区 公開討論会

今、いちばんの不安要素であることが、日本国民の「無関心」です。
日本人の国家にある問題に対する意識の低さは、戦後教育の成れの果てであるという議論の範疇を超えています。衣食住に足る経済的な豊かさは、日本人の美しい精神性をその代償として奪い、「このままではまずい」と薄々は感じながらも「今のところは大丈夫だから」という甘えから 抜け出すことができていません。
復活を期さなければならない日本経済、逼迫する国家財政、進むべき道が定まることのない環境エネルギー問題、明るい未来を描くことのできない地方経済、無関心さが蔓延し人の心の何たるかが分からなくなりつつある日本人。
「そうは困っていないから、心配ないでしょう」という無関心さの蔓延は、国家の未来を描いてゆく上で、少々手ごわい問題であると考えています。

親として、人生の先達として、明るい豊かな社会の実現を願い青年の運動を行ってきた 一人の人間として、私たちが産み落とした世代が生きゆく時代まで責任を持つことが、今を生きる私たち青年が果たすべき使命です。
私たちは、責任世代なのです。
次の世代にも、我が世の春を謳歌させてあげたい。

春を描こう青年達よ 〜未だ見ぬ未来への贈り物〜

神奈川県議会議員選挙小田原選挙区 公開討論会を
3月25日(水) 18時30分〜20時30分
小田原市民会館 小ホール
住所:小田原市本町1-5-12
にて開催致しました。

いま「地域力」の重要性が明確になってきました。
地域の力は市民ひとり一人の力であり、その市民の力は地域活動諸団体の連携の強さにもあります。
小田原青年会議所では、国政選挙・地方選挙が行われる際に公開討論会を開催して参りましたが、今回初の試みといたしまして 同じ地域で活動される諸団体の皆様のご協力とお力添えを頂き、本公開討論会を開催する事が出来ました。

主催 公益社団法人 小田原青年会議所
共催 J-NET【・小田原箱根商工会議所(小田原青年部・箱根青年部) ・社団法人湘南建設業協会 青年部会  ・公益社団法人 神奈川宅地建物取引業協会小田原支部 青年部会 ・一般社団法人あしがら青年会議所 ・小田原市商店街連合会 青年部 ・小田原市二世会】

ありがとうございました。


神奈川県議会議員選挙小田原選挙区は投票率の低下が続いており、この投票率の低さは有権者の政治に対する無関心を意味します。
子ども達は生の政治や選挙に触れる機会は少なく、義務教育課程においても選挙の意義・目的やその重要性について十分な教育が行われていない結果、主権者としての役割や責任について、自覚が不十分のまま成人を迎えていることも考えられます。世代を超えて市民の政治参画意識を向上させることは必要不可欠であり、明るい豊かな地域社会の創造に向け、選挙の目的と意義を明確に持つことが必要と考えます。
政治や行政について、どうしても国民は関わりが薄く縁遠くなりがちですが、政治は「私達の実生活」そのものなのです。
「無関心」を打破する第一歩が、公開討論会だと我々は考えたのです。
また、本討論会が唯一立候補予定者の方々に本音で政策を語っていただける機会であり、有権者にとって政治をより身近なものとして捉えていただく唯一の場であると確信しております。

立候補予定者のお二人より、先ずは「自己紹介」ならびに「施政方針」について。
自己紹介についてはこれまでの経歴や活動、関心について、施政方針については今後の神奈川県のあり方をお話いただきました。

続きまして、会場のリラックスやパネリストの方のウォーミングアップとして身近な問題を○×形式で。
もちろん政策は大切ですが、私たちの地域から出る議員さんがどんな方なのか、人柄が垣間見れるような時間を設けました。

そして討論ですが、3つのテーマを「一問一答+反論補足」形式にて、各テーマを一つづつ進めてまいります。
第1のテーマは「観光と地域活性化について」
第2のテーマは「少子高齢化について」
第3のテーマは「災害対策について」

最後に、お集りを頂きました有権者の皆様に各自5分間のメッセージを伝えていただき、公開討論会を終えました。

 

〜未来のために、地域を経営する〜

地方の時代にはじまり、地方分権・地域主権と言われて久しくなります。政治・行政の側面においてそう示されることが多いかも知れませんが、ひとつの地域に生きる者にとって、現実は、自分の地域は自分で守ることを求められている、ということです。翻って考えれば、地域の未来という点においては国家を頼りにすることはできない、そう捉えることが自然でしょう。この地域に賑わいをもたらし、魅力ある地域にしてゆくためには、この地域を愛する人々自らが、地域と主体的に向き合うことが大切です。地域を愛する人々が、一丸となって地域を経営することで、人々の血が通った地域が創造されてゆきます。その先頭に立つ私たち青年は、このまちに息づくアイデンティティ、このまちの価値観を融合し、地域を守り抜く独自の戦略を構築する必要があります。私たちの活動エリアである小田原・湯河原・箱根・真鶴は、世界有数の観光地であると同時に、多くの人々が交わりの中で賑わい、発展を遂げてきました。
課題に対する間口を広く持ち、長期的な視点で未来を展望し、場当たり的な特効薬探しに留まることのない議論を巻き起こす。そして、独りよがりな考えに囚われることのなきよう、地域と広く対話を繰り返し、このまちの未来を思い活動する人々との連携を深めてゆきます。
地域一丸となった地域経営には、官民の連携は必須条件となります。行政・関係諸団体との連携を深めてゆくと同時に、今後も市民の政治への参画意識を高める運動を展開して参ります。